週末に「したいことリスト」を掲げて、充実した日曜日を過ごそうとする試みを数週間続けている。このタスクを消化する形式が僕の性に合っているようで、この試みを始めてから以前よりはるかにアクティブな休日を過ごすことができている。
【今日したいこと】
- 古着屋へ行く
- うつわ屋へ行く
- 『DUNE』を観る
- 『男らしさの終焉』を読む
ほか
大胆な動き:京都三条会商店街へゆく
京都三条会商店街
京都三条会商店街は、堀川三条から千本三条までをつなぐアーケード商店街だ。二条城を下ったところに位置する。天井には一定の間隔で桃色の看板がぶらさがっていて、綺麗だった。商店街のテーマカラーなのかもしれない。
ここを訪れたのははじめてだったけれど、すこし古臭い雰囲気に親しみを覚えた。とはいえ大体の商店街はレトロな雰囲気だし、栄えたときを知りもしないのに懐かしんでしまう。僕たちZ世代は、経験則から「レトロ」を捉えている。
古着屋 P.O.D
メンズ、レディースともに扱うこじんまりとした古着屋さん。
アニメ『幽☆遊☆白書』第9話「幻海の継承者トーナメント開始」で、主人公の浦飯幽助が緑色のジャケットを着ているのだけれど、あの丸っこくて丈が短めなシルエットのジャケットが欲しくて店員さんに尋ねた。結局よさげなジャケットは見つからなかったけれど、彼が親身に対応してくれて、「そのジャケットは『スウィングトップ』に該当するのではないか」とご指摘をいただけた。
器や彩々
いくつかの作家のうつわを販売しているお店。アーケードの外れにあるので厳密には三条会商店街の仲間ではない。
作家のうつわなのでそこそこ値が張るものの、それぞれ模様や味が異なるので見ているだけで楽しい。店員さんがうつわの選び方やおすすめの商品を教えてくださって楽しかった。鮮やかな青と力強い黒が混ざった色の重厚感あふれるどんぶりがクールで記憶に残っている。かっこいいものは値段もかっこいい(1日アルバイトして買えるか買えないかくらい)ので、断念した。
やさしい白色のお皿を買った。リーズナブルな価格で日常的に使えそうなサイズ感のプレートだ。ぶりの照り焼きとか鶏もものソテーとかに使うと、映えて美味しく見えると思う。
食器を購入したせいで食費を捻出できず、昼飯は抜くことにした。本末転倒な気もしないこともないが、やることリストに書いていなかったので仕方ない。
良かった外観
TOHO シネマズ二条
二条駅のすぐそばにある映画館。『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』や『花束みたいな恋をした』をここで観たことがある。
1時間弱早く到着してしまって手持ち無沙汰になったので、kindleで買っていた『男らしさの終焉』を読み進めた。
おわりに
あらかじめ決められたタスクをこなすことが得意で、急に予定が変わったり直観的に物事に取り掛かったりすることが不得意であるという自分の特性に最近気が付いたので、「したいことリスト」を作成してその通りに活動するようにしたのだが、かなり上手くいっている。
冒頭で「タスクを消化する」と表現したが、感覚としては「日曜日を組み立てる」のが近い。あらかじめ「やりたい日曜日」が定まると、それを目指して動くようになるし、実際その通りになるので楽しい。意外にも日曜日はコントロール可能だ。
栄養バランスの整った食生活、規則正しい睡眠リズム、適度な運動習慣、そして日曜日を組み立てること。生活の主導権を握り、コントロール可能なものにすることで、それはより楽しく充実したものになる。
【今日したいこと】
- 古着屋へ行く DONE
- うつわ屋へ行く DONE
- 『DUNE』を観る DONE
- 『男らしさの終焉』を読む DONE
- ブログを書く DONE