京都最北端のプールで泳いで日が暮れるころに帰る

京都府京丹後市網野町にある「あみの屋内温泉プール」は、たぶん京都府の最も北に位置するプール施設だ。なぜなら日本海がすぐそばにあるからです。

3週間の帰省を終えて下宿先に戻ってきた昨日の夕方ごろから、なんとなく京都府最北端のプールで泳いだら楽しくなれるのではないかという気がしてきた。ついでに海も眺めることもできる。プールで泳ぐうえに、海まで見ようものなら、楽しさが青天井になる。

これから記すのは、京都最北端のプールで1km泳いで、海を眺めて、温泉に浸かって、サーロインステーキ丼を食べて、日が暮れるころに帰ったという日記です。

網野駅から浅茂川温泉「静の里」へ向かう

網野駅

きのさき3号やこうのとり3号などそうそうたる顔ぶれの列車を乗り継いで、3時間弱で網野駅に到着した。乗務員の方によると、本駅舎はヨットを模して建築されたらしい。もうひと踏ん張りでヨットに見えます。モニュメントに添えられた「あみの」の看板が輝いていてかっこいい。キラです。

府道673号線

この道をずっとまっすぐ進むと、目的地のプールに辿り着くことができるみたいだったので30分ほど歩いた。車通りは多いし、大型のスーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストアなどが並んでいたが、歩行者とすれ違うことは一度もなかった。誰も暑い中歩きたがらない。


海の気配を感じる。


明らかに海。

「あみの屋内温泉プール」で1km泳ぐ

浅茂川温泉「静の里」

「あみの屋内温泉プール」は、温泉やレストランのある浅茂川温泉「静の里」に併設された施設。この「静の里」、基地みたいでかっこいいですよね。到着してすぐ、プールで泳ぐことにした。

受付

受付のおじいちゃんに400円を支払った。


さすがにプール内部は撮影できないので、当たり障りのないサインなどを写真に収めた。僕が入ったタイミングでは、マンツーマンの水泳教室が開かれていただけだったので、ほぼ貸切状態で利用することができた。やまごえ温水プールだと1レーン独占できることなんてほとんどないので、とても気持ちが良い。


行きは平泳ぎ、帰りはクロールのセットを40回繰り返した。よくある25mプールだったので、1000m泳いだことになる。へとへとになるかと思っていたけれど、帰省していたときにランニングをして体力がついていたのか、あっという間に泳ぎ切ることができた。自分にスタミナがついたことを実感するととても嬉しい。

海を見に行く

泳ぎおわってから海を見に行った。いろんな海を楽しむことができてバイキングみたいだった。海を眺めるときにしか分泌されない脳みそのやつあります。

砂浜
ブロック
草原
キリン「メッツ ブラック」

最近飲んだコーラの中でいちばんおいしかった。

西浦福嶋神社

このもっこりした島が西浦福嶋神社らしい。付近の防波堤に釣り人がたくさんいた。

海とお肉のバル「かるねーじゅ」でサーロインステーキ丼を食べる

温泉に入った。さっぱりして、窓から海を眺めていた。

サーロインステーキ丼とマンゴージュース

併設されているレストランで昼食をとった。といっても16時半の食事。食べる時間がなかった。

スタッフの方がとても気さくで、食事が提供されるタイミングで「お兄さん、サーフィンの人でも釣りの人でもないですよね……?」と話しかけられた。「そのどちらでもなくて、京都でいちばん北のプールで泳ぎたかったんですよね」と正直に話した。

浅茂川温泉「静の里」から網野駅へ向かう

浅茂川温泉「静の里」
漁港
網野駅

いえーい(おわりにかえて)

いえーい

ただただ「いえーい」という感じ。帰宅してへとへとの状態でブログを書いているので普段よりも気の抜けたエントリーになっている。「いえーい」以外の言葉が出ない。

とはいえ実際「いえーい」の賜物で、出かけるときにタスク管理がどうとか考えていた頃に比べると、明らかにフットワークが軽くなった。ブログに背中を押されている状況にあるんだけれど、あくまで手綱は僕が握っている(と思っている)し、結果として生活に躍動感が出ているので良いのではないでしょうか。良いです。配分を気にせずに走り出せた。スタミナがついてきている。