耳か空間へ流す

自分の耳へ届けるために音楽を流すときと、空間に向けて漫然と再生するときがあって、The 1975の新譜は後者で聴いた。金曜日は1限のために早起きする必要があって、目を覚ますために流していた。スクランブルエッグのせチーズトーストにかけたトマトケチャップの味で目が覚めた。ケチャップを過小評価している時期と、過大評価している時期が交互に繰り返されていて、今は完全に後者のターン。トマトケチャップは調味料として頭一つ抜けている。

10月も半ばなのに、1限の時間にTシャツにジーンズで登校しても涼しく感じられた。家からキャンパスまでは、自転車だとすこし物足りない距離。好きな先生の好きな授業を受けた。講義が終わったら、「日本と海外の違い」というコンテンツとショート動画の相性の良さについてお話したかった(講義とは関係ない)のに、先客がいたのでうなだれつつ教室を出た。気持ちのいい天気だったのでキャンパスのベンチで寝ころびながら、メルカリで買ったマーク・フィッシャーの『ポスト資本主義の欲望』を読み進めた。思っていたより難易度が高かったので、がしがし読み飛ばしています。

好きな先生が、フジテレビで放送している『silent』というドラマが面白いらしくて観ようか迷っているとおっしゃっていたので、帰宅してからFODとTVerで配信されていたのを観た。第2話まで。くどくて観ていられなかった。絶対最終話まで見届けます!

毎晩の夕飯を撮影して記録しているんだけど、今週はほぼ同じ献立だった。ご飯、みそ汁、焼き魚or豚肉の野菜炒め、納豆。楽だから同じものばかり食べてしまう。栄誉バランスが偏らないように努力していきたい。鶏肉とか食べるといいかも。

買ったばかりのニュースタを脱いで、数年穿き続けたプチスタに脚を通すと、あまりの肌馴染みの良さにおもわず笑ってしまう。アルバイトを終えて、夕飯の調理に取り掛かろうと穿き替えたとき感動して5回くらい屈伸した。

當代電影大師の『告訴我他們都在本來的什麼地方』というアルバムとSADOGの『人間』というアルバムが楽しくて、何度か聴いている。これは空間じゃなくて、耳に向けて再生しています。特に『人間」に収録されている「我是一根大熱狗」という楽曲が好きで、アルバムのジングルみたいな位置づけがされていて、すごく楽しげ。

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