各自、世界へ

京都の南部に位置する精華町には、国立図書館の関西館がある。ゼミのグループ研究で必要な資料を閲覧したりコピーしたりするため、久しぶりに早起きと早準備をして活動した。地元にも精華という町があって、その地区の中学校の壁には「精華から世界へ(seikaからsekaiへ)」というスローガンが掲げられている。一見すると言いすぎではという気持ちになるが、各自世界をまなざしていったほうがいいのでナイスなスローガンだ。なんか耳障りの良いことを言ってやろう感がこぼれているのを除いて。良いこと言ってやろう感のせいで台無しになっているあらゆる広告へ → がんばれ。「各自世界へ」とかのほうが率直だし口当たりもいいので、それを提案します。

丸一日共同作業をする経験が久しぶりだったので楽しかった。グループで研究するための部屋が感染対策のため複数人での利用を禁止していたので、ほとんど個人作業だったけれど、それでも誰かといっしょに作業することは楽しい。下準備をほとんどしていなかったせいで、いくつかのトラブルを経験したが、そういうのもいいよなと思いながら「困ったね」とか呟いて場をあたためていた。

施設を出ると真っ暗かつ小雨だった。国立図書館関西館に面した精華大通りには、すべてを解決できそうなほどあらゆるチェーン店が揃っていて圧巻だった。その様子をなにかくだらない言葉でたとえたり、作業の疲れを体で表現したりして、グループの人との距離が少なからず縮まった。ある人は最近「不躾」という言葉を使いこなせるようになったことを誇っていてかなりおもしろかった。人懐っこさ。まるで人懐っこさを体現したような男になりたい。

京都駅で麺屋はなびの台湾まぜそばを夕食とした。こういう書きぶりしたことないかも。国立図書館関西館のカフェテリアで麻婆茄子丼を昼食とした。俺って回りくどくて気持ちのわるい言い回しが好き。帰宅してからしたことは、入浴と国立図書館の利用登録の際にもらった初期パスワードを任意のパスワードへ変更したこと。こういうのってすぐやっておいたほうがいい。

昨晩の black midi のコンサート行きたかった。彼らの生演奏聴けたら楽しいと思う。Twitter で当日の様子の動画を見て、ハードルが高かったかもとも思った。昨晩というか、僕が行くとしたら今夜の大阪でのライブか。どちらにせよどちらにせよって感じですね!


いま論文に関することで困っていること

  • 論文の PDF ファイルの名前をどのようなルールに基づいて設定すればうまく管理できるのか分かっていない
    • 現状「発行年月.著者のファミリーネーム_論文のタイトル」にしている
  • 読むときは、DeepL でちまちま翻訳しているが、これがかなり面倒
    • もしかすると英語のまま読む訓練をして、原文で読めるようになった方がいいってことですか


定期的に気分が落ち込んでいるのでその周期を捉える試みをしたところ、おおよそ45日周期でそれは訪れているようだった。そのリズムを発見したとき、次に落ち込むことになるのは、12月の頭で、先週末がまさにそれだった。おそらくそれが到来することは明らかで、その兆候は眼前にあるのに、いくら対処しようとしても抗えなくて、困り果てた。明るい調子のまま、きちんと・しっかり気分が落ち込んで変な感覚だった。さびしさベースの生活と同様に、45日周期で落ち込むことは、それを念頭に置きすぎることで、こちらから落ち込みをキャッチする可能性がある。週末のもそうだったかもしれない。これは誰も分からないけれど、考えてもむだなことでもないと思うので、いい塩梅に考えつつ考えなつつで、各自世界へ。