emerge

日曜日から続けて教室にこもって論文の執筆作業をしている。早起きして、もりもり朝ご飯を食べて(これ大事)、日が暮れるまであーじゃないこーじゃないとドラフトを書き上げていく作業はどちらかというと楽しい。とはいえ疲れがピークに達しつつある。普段から走り込みしていないのに、4クオーターフルで出場するのは無謀なのと同じで、急にタイトなスケジュールに身を投じると、ちょっと何してるんですか、と身体に言われます。食事をとること、湯船に浸かること、よく寝ること、をよりいっそう意識するようになっている。

ずっと執筆作業をしているわけではなくて、僕の献身的な活動によって第1稿はほぼ完成の状態へ仕上げることができているので、集まったグループのみんなと雑談をしていた。し続けていたと言ってもいいでしょう。みんなある程度疲弊していて、気を紛らわすために口を動かしている状態で、ふいに気の抜けた相槌がこぼれる。間を埋めるためにとりあえず発された言葉を聞くと嬉しくて笑ってしまう。瞬時に会話を処理することはできないけれど、コミュニケーションには参加しますよという態度と捉えていて、それを愛おしいと思っているからかもしれない。今日のハイライトは「道徳って大事だよね」だった。たしかに。

もともと糸目だけど、いつもの半分くらいしかまぶたを持ち上げることができなくなっている。撮られた写真を送られてきたんだけど、どれも目が開いているのかよく分かんないような感じだった。おもしろい。そういえば、今朝 Instagram のストーリーにあげた写真を、友だちがイラストにして送ってくれて嬉しかった。かなり元気が出た。朝ご飯をもりもり食べること、湯船に浸かること、よく寝ること、アップした写真をイラストにしてもらうこと。昼すぎにひとつ悲しい報せが届いたが、疲れと忙しさがかき消してくれたような気がしている。