特にきっかけがあったわけではないんだけれど、昨夜から『スティール・ボール・ラン』を kindle で買って読んでいる。起き抜けに寝落ちして読みそびれた SBR の続きに目を通した。初めて SBR を読んだのはたしか中学生のころで、週末になると近所のゲオで数冊レンタルして読んでいた。それ以来本作に触れていなかったので、ジャイロ・ツェペリって「スキャン」の能力あったなとか、マウンテン・ティムの夜露のエピソードあったなとか新鮮な気持ちで読めていて楽しい。近所のゲオは、僕が大学進学したころに潰れてドラッグストアになった。
週末に研究室でいくつか課題を片付けるという生活スタイルが体に馴染んできた。週末のキャンパスは誰もいないので寂しくて嬉しい。春学期のころと比べて、力の抜き方が分かってきて（これを良いと捉えるか悪いと捉えるかは別として）、自分の能力を可能な限り正確に理解しようとすることと、すべきこと／したいことがそれに見合っているかどうかを見定めることが日増しに上達してきているという実感がある。いまだに自分が指定校推薦で入学していること（と、インターネット上の指定校推薦についての言説）をかなり気にしていて、自分ができることを適切に評価できていない気がしている。あるときは過小評価をしていて、あるときは過大評価をしている。正確に捉え切れていないという点で、そのどちらも抱えている問題は似たようなものだと思う。
navyblue の Instagram の投稿で見つけた〈L.L.Bean〉の日本企画のジャケットを試着するためにイオンモール北大路へ向かった。写真で見たときは紺とかベージュの野暮ったい雰囲気に惹かれたんだけど、実際着てみるとあっけにとられるくらい軽くて、それがテカテカした光沢感と相まって妙なシュッとした感じを漂わせていたので購入を見送った。現物を見てみるということ。そういえば京都市くらし応援給付金を受け取りそびれて、それはつまり 3 万円を逃したということなんだけど、ジャケットを買わないことにしたのでトントンだなという気持ちになってきた。そんなことないかも。来週とかに電話してまだいけますかって聞いてみよう。
帰りにドラッグストアで買い物をした。ただ必要なものを買っただけなのに、まじで遠慮なく 4 千円とかを超えてくるのなんなんですか。どうかしていると思う。これはずっと感じていることではあるけれど、この先自分の生活水準が上がる気って全くしていなくて、このままずっと「4 千円とか超えるのなんなんだ」って言い続けると思う。悔しいけど、何に対して？ 帰宅して夕飯を済ませた。今晩は、焼じゃけ・大根とにんじん、小松菜、油揚げと豆腐のみそ汁・ちくわの砂糖醤油炒め、納豆、ご飯でした。
食べ終わるころに、 
id:meigu さんがイラン料理記の新しいエントリーを投稿していたので、おれも『レンズ豆のポロウ』を食べたい！という強い気持ちを抱いて、バスマティライスとレンズ豆を買いにスーパーをはしごして収穫ゼロで帰宅した。そういうこともある。雨の日の夜に出歩くことってほとんどなかったから、結構楽しかったしよかった。それに明日は朝から映画を観て、6 週間ぶりに髪を切ってもらう予定があるし。自分で予定を立ててそれを滞りなくこなすことを美徳としているところがあるかもしれない。
