20231011

数年前に履修していた講義の教科書をずっとメルカリで出品したままにしていたんだけど、朝起きたら「まだ買えますか?」ってコメントがついていたので、買えますって返信したらすぐ購入された。コンビニで発送の手続きを済ませて、届いたマットレスカバーと枕カバーを洗って、それから午前中はアルバイトをしていた。沸かしたお湯をタンブラーに注いで飲むというのを何度も繰り返した。これは冬が明けるまでずっとすることになると思う。

ある講義の課題を、文献を要約する課題①や複数の文献の関連について記述する課題②などに小分けにして、下宿先で取り組んだり研究室で取り組んだりした。楽しい内容の作業だと、しんどくてもそれなりにはかどる。興味のない講義を履修せざるを得ない状況にあるとき、長期的にみたら意義のあることのはずだからってことにして取り組んでいることが多いんだけど、実際興味のない講義の内容ってさっぱり忘れちゃっているから、そもそも意義があるとかそういう立て付け自体しなくてもいいかなとか思った。今登録している講義でそういうのは 4 コマある。まじで興味ねーってのと、めげずに出席してまともに取り組むというのは両立します、させます。

ゼミの人たちがグループワークという体の雑談をしていたので、挨拶くらいするかと混ざってみたら抜け出せなくなった。交際相手の愚痴を言われてお前はどう思うかと話を振られたとき、口ごもる。他者の対人関係をむやみに一般化したくなくて、それは責任逃れというより、そうすべきではないという自分のスタンスを表明したいからだと思う。なぜかというと、わたし―あなたでなんとかするしかないから。

学食で夕飯を済ませてから、友だちが紹介してくれた『兎たちの暴走』を観るためにアップリンク京都へ行った。ちょうどスケジュールを確認したら最終日だったので行けてよかったという気持ち。映画はめちゃくちゃおもしろくてさらに行けてよかったという気持ち 2 。誘拐を実行することを覚悟したシュイ・チンの目の座り方がすごくよかった。あとトンネルのとこ。ああいう「青春のワンカット」みたいなところに、実母と娘、その同級生たちという組み合わせって結構アンバランスに感じたけれど、親になりきれないこと/子になりきれないことであの輝きが成立してしまっていたように感じた。