20231217:この寒さを待ち望んでいた気がする

この週末は朝ご飯をよく食べることに集中している。起き抜けに『Call If You Need Me』の「#26 くちびるから散弾銃」を聴きながら、さつまいもと白菜のみそ汁を作って、納豆とご飯と目玉焼きといっしょに食べた。CIYNM の #26 ではゲストのゆっきゅんとともに、卒業論文あるいは修士論文をギリギリに提出したエピソードについて話されていて、ちょうど卒業論文の初稿提出日が 1 週間を切った身としてかなり勇気がでた。卒論を書くための勇気をだしつつ、タンスから引っ張り出してきた Blue Blue のジーンズを洗った。そんなことより早く初稿を書き上げたほうがいい気がする。そういえば、先日発行のお知らせのあった ZINE 『Call If You Need Me: feminism, sexuality, care』を予約注文したので、届くのがかなり楽しみ! 表紙がかなりいけてる。

数年間スニーカーを新調していなかったせいで、臭いスニーカーともっと臭いスニーカーしか手元にない悲惨な状況が続いていたので、数日前に新しいスニーカーを購入した。買ったのは NIKE の「VOMERO 5」で、中学生の運動靴みたいなところがかなり気に入っている。ただ、試し履きをせずにオンラインで注文をしたせいで 0.5 センチほど大きいサイズを買ってしまったような気がする。これを買う前にニューバランスの白色のスニーカーが気になっていたんですけど、4 万円とかするみたいで完全にひるんでしまいました。ここから本題に入るのですが、ちょうどいま予約販売しているみたいなのでプレゼントのほどよろしくお願いいたします。なんか投げやりコンシューマーになっていて、ジーンズを乾燥機にかけてからファミリーマートのスウェットも買ったんだけど、M サイズにしたら思っていたより小さくて、L サイズを買い直した。やけくそコンシューマーになっている。彼女に M サイズのスウェットを譲り受けてくれませんかと尋ねたら、今度遊びに行くときに荷物が減ると返されてかなり寛大でかっこよかった。

一昨日、K-POP の好きな友だちに元気が出るアルバムを聞いたら、普段使っているサブスクリプション・サービスは何かという想定されるなかで最も心強い質問をされて、1 日もしないうちにプレイリストが 2 つも送られてきてめちゃくちゃ最高だった。そういうこともあって、日中は卒業論文の初稿を書き進めながら、そのプレイリストをひっきりなしに聴いていた。選曲がめちゃくちゃ良くて、ちょうど卒論を書くのに必要な分の元気が出る。あと、聞き取れない言語の歌詞のほうが集中できるという話もある。

スウェットを買いに出かけたり、夕飯の味噌煮込みうどんの材料を買い出しにいったりと、自転車を漕ぐ機会が何度かあった。寒すぎる。一方で、この寒さを待ち望んでいたような気もした。手がかじかみ、喉の奥がキュッとするあの感じは、ゼミのグループのみんなで論文を書いていた去年の今ごろを思い出す。それより前の冬は何もできていなかったから何も覚えていないし、覚えているところまでさかのぼると高校生のときの朝練のことを思い出すだけだし。これからこの笑っちゃうような寒さに急かされて初稿を書き上げることになると思うし、次の冬もそんな状況になっているのだと思う。本格的な京都の寒さと論文の締め切りに追われる状況が結びついてきている。ある特定の季節の訪れによって僕の学生としての生活がその輪郭をたしかにしている。