お前のことが、好きや!

わくわくイベント会場入場口

わくわくしてきた――



bird food Tickets

ふれあいたい――



コガネメキシコインコ

お前のことが、好きや!



アカオビチュウハシ

お前のことも、好きや!



オニオオハシ

お前らのことが、好きや!



オニオオハシアイス

好きや!


🦜

静岡県掛川市にある 掛川花鳥園 へ恋人と遊びに出かけた。彼女がこの春で大学を卒業するので、卒業旅行ということになる。なぜ掛川市が旅行先になったのかというと、宿が空いていたからです。

旅行できるかもしれないから空けておいてねと伝えられた日を忘れて、その日に東京から遊びに来る友だちとの飲み会の予定を入れていたことを、焼肉屋で彼女から指摘されたのが 1 週間前のこと。そのとき予約できそうなビジネスホテルが掛川市にあったので、ホルモンを食べながらその場で宿をとった。行先はそのあと決めることになった。まじで彼女の寛大な心に頭が上がらなさすぎる。そしてその友だちにも。スケジュール管理大事!

掛川花鳥園ではふれあい券と引き換えにかわいい鳥のみなさんとふれあうことができたのでとてもよかった。そのほか、掛川駅周辺でだらだら飲み歩いたり、愛野にあるエコパスタジアムで静岡県ユース U-12 サッカー大会の決勝戦(FCガウーショ vs 清水エスパルスU-12清水)を観戦したりしてかなりよい時間を過ごせた。

乾いていて明らか

京都には明日戻るつもりだったけど、京都市長選挙の投票のために今日戻ることにした。電車では、吉田敬の『社会科学の哲学』を読んだ。第 4 章から、文化相対主義の立場がどのような点で問題なのかを知ることができた。社会や文化によってものの見方は異なり、その違いを乗り越えることはできないという前提に立つ文化相対主義は外部からの批判だけでなく、内部からの批判すらも許容しないという切り口だった。下宿先に着いて、まず、布団カバーとシーツを洗ってコインランドリーで乾かした。

京都シネマで『枯れ葉』を観た。映画に湿度があるとしたら、本作はとても乾いている作品だった。画の質感がざらざらしていて、描かれる人物たちが淡泊な素振りをしている。一方で、このあいだ観た『哀れなるものたち』はかなり湿り気のある映画だと思う。ねっとりした作品に触れると体力を消耗するので、リラックスして観ることができた。あと、登場人物たちの発話や行動があからさまに表現されているのもよかった。『ドライブ・マイ・カー』みたいな。意図と行為が明確に対応関係にあるみたいな感じ。この表現も、乾いている印象に結びついているのかもしれない。お前はなにをしたいんや、お前はなにを伝えたいんや、ということを変に濁さないで(/高度な解釈なしに)伝えられる。執着のない人や割り切った関係性を「ドライ」と喩えるときってややマイナスな意味を込めることがありますが、意図が明瞭であったり行為の解釈の余地が狭かったりといい側面もあるのかもしれませんね。とはいえ、現状僕はねっとりした性格だと思うし、どっちかというとそうでありたい気持ちもあるかも。あと『枯れ葉』は、働くことについての映画でもあった。

映画館の近くにある本屋で大田ステファニー歓人の『みどりいせき』を買った。読むのが楽しみ! 自転車のライトの乾電池を交換したらより遠くまで照らせるようになった。ジーンズの裾をまくらないと風が入ってこないので冷たくない。アップリンク京都や京都シネマで映画を観たあとは、烏丸通を息が切れるくらいの速さで自転車を漕ぐのが好き。

京都シネマで『枯れ葉』を観た🍂

なかよくなるための 1 on 1

ひとまず秋学期の授業がすべて終わったので帰省した。数週間前に卒業論文を提出してからは、どの講義も「流し」でやっていました。ここ数日でようやくグッタリした感じから抜け出してきていて、読みたいと思ってなかなか読めていなかったマーク・リショールの『Philosophy of Social Science』における還元主義に関するチャプターをゆっくり読み進めたり、なにを見せられているのかよく分からなかった映画『光る鯨』やいろんなことをしたくなる映画『哀れなるものたち』を映画館へ観に行ったりしている。

ほとんどいつも彼女が岐阜駅まで迎えに来てくれていて奇跡すぎるなと思いながら乗車している。韓国料理屋でプルコギと石焼ビビンバを食べて、柳ヶ瀬商店街をぐるりと散歩した。前回行って空いていなかった本屋メガホンが今日も空いていなくてけっこう残念だった。金公園のベンチに座って近況を報告し合った。最近にしては暖かい日で日差しが気持ちよかった。照らされた芝生がいい青色をしていた。

数日前からバスケットボールをしたくてうずうずしていたので、リングのある近所の公園へ行った。バスケットゴールのある公園が歩いて 20 分くらいのところにあるのってかなり幸せなこと。中学生くらいの男の子がシューティングをしていたのでそこに参加した。無言でボールを放っているとだんだん気まずくなるので、年のパワーを利用して話しかける(たとえば「どこ中?」など)。さすがに「どこ中?」とは聞かないけど、学年とかポジションとかを尋ねるとなんとなく知り合いになった感じになる。ソラくんという名前らしい。かつて僕が中学生だったとき、こうやって話しかけてくるお兄さんいたし、話しかけてくるのうれしかったよなと思いだす。しばらくして高校生くらいの男の子もやってきたので三人でだんまりシューティングをした。ちなみに彼はソウタくん。

日が暮れてきたころ、ソラくんに声をかけて 1 on 1 をした。1 on 1 にもいろいろな目的があるが、これはなかよくなるための 1 on 1。バスケットボールに限らず、なかよくなるための 1 on 1 が生活の中にもっと増えていくと楽しくなれると思う。おれだけがなかよくなっていると感じている可能性もあって、これについては年のパワーとかそれにもとづく先入観とかを意識する必要があるなと思う一方で、かつて年上に声をかけるのって難しかったし、声をかけてもらえるのって(よっぽどのことがない限り)嬉しかったから、ワンオンワンしよ~って言った。なによりだんまりシューティングして帰るだけってさみしすぎると思ったから(とくにおれが)。ソウタくんともやった。僕の体力を考慮して、3 本先取勝敗をつけたんだけど、足がつりそうになりつつも大人げなく勝った。おれのプレイスタイルってかなり変というかずるいので、こうしたシチュエーションのときって大体うまくいく。ゲーム中にソウタくんが「おもしれー動きだな」とボソッとつぶやいていた。

近所のバスケットコート(なんかめっちゃブレてうまく撮れなかった)