〈A.P.C.〉 の「Petit Standard」というリジッドデニムを穿いている。
穿き始めてから3度目の洗濯をしたので、その様子を記録したい。
洗濯前の写真


前回洗ったのは昨年の12月だったので、単純に考えるとおよそ10ヵ月分の汚れが溜まっていることになる。ただ、夏場はもっぱら短パンを着用していたので、実質穿いた期間は8ヵ月にも満たない。
右のフロントポケットに iPhone によるアタリが出ているのが、いかにも”現代人のジーンズ”という感じで気に入っている。俺は2021年を生きている20代男性。






洗濯方法
- 浴槽にジーンズが漬かる程度の水を溜め、中性洗剤(エマール)を入れる。
- 裏返したジーンズを1時間程度漬け置きする。
- 水を入れ替えて2度すすぐ。
- 洗濯機で7分間脱水する。
- 裏返したまま天日干しをして乾かす。
洗濯後の写真


iPhone で撮影しているせいか、写真ごとにジーンズの写りが異なるため洗濯前後の比較は難しい。率直に言えば、肉眼で確認してもいくらフェイディングしたのか分からない。けれども洗濯をしたので確実にインディゴは落ちている。
洗いたてのジーンズは清潔で、いい匂いがして、軽い(ように感じる)ので気分がいい。ならばより短いスパンで洗濯をすべきだというアイデアが脳裏をかすめるが、結局次の洗濯は(いちばん早くても)冬が明ける頃になるだろう。






おわりに
ジーンズを洗うことは良いことだ。適度な洗濯はジーンズの寿命を延ばす。ジーンズが長持ちすれば、より長くそれを穿くことができる。それは大量生産・大量消費社会への抵抗でもなければ、持続可能な社会に目配せした運動でもない。1本のジーンズを愛するということ。
今のところ僕が持っているフルレングスの衣類はこのジーンズだけだ。再びこのプチスタンダードで厳しい冬を乗り越えることになるだろう。あるいは新しいジーンズを購入するか。