PATAGONIA Baggies Shortsで夏を乗りこなせ

Chapter 1: 短パンを穿くときの義務

短パン穿いてるのにシケた面しないでくれ。もったりしたふくらはぎとか消えない傷跡のある膝とかを公にしているのであれば、終始けたけた笑っていてください。短パンを穿いてハツラツに暮らす。走るとなおよし。

太陽がぎらぎらと照る昼過ぎにファミレスに辿り着く国道を歩くのも、エアコンの効いた部屋で椅子に深く腰掛けてkindleを読むのも(本当は文庫本とかのほうがいい)、下鴨神社の古本市でなんだかよくわからない本を手に取るのも、短パンを穿いているからこそ、みたいなところがある。ないかも。とにかく短パンを身に付けるのであればシケた面すんなよ。そういう義務がある。


実際には義務とかなくて、短パンを好んで着用しているのは楽だから。寒い季節は脚を拘束するようなジーンズを洗わず不潔に穿いているので、その反動で夏場は清潔な短パンに脚を通している。冬にスキーをすれば、夏は図書館へ。夏にサーフィンをすれば、冬にはシチューを作る。

「現実の身体を抱えながら衣服を選び取ることは、大なり小なり、生きる尊厳なのである」という言葉があって、それを良いと思っている。短パン穿いて手っ取り早く自分を愛す。〈PATAGONIA〉の「Baggies Shorts」でそれを実践しているということです。

Chapter 2: PATAGONIA「Baggies Shorts」について

「Baggies Shorts」Black M

パタゴニア〉の定番ショーツは、この「バギーズ・ショーツ」と丈が長めの「バギーズ・ロング」の2種類。膝ががっつり出るかちょっぴり出るかの違いなので、腰囲で合わせればよし。

パタゴニア京都でショーツのMサイズとロングのSサイズを試着したのだが、後者は明らかに尻に引っ掛かったので、ショーツのMサイズにした。「バギーズ・ショーツ」は短パンやってますよという顔をしているし、潔く膝を出せるのでいいと思う。椅子とかに座ると太腿を見せることになる。


小ぶりのブランドタグとQRコードが縫い付けられている。コードを読み取ると製品情報のページへ遷移し、環境上の利点や洗濯表示、「追加で購入するのではなく修理して長持ちさせよう」という声明を読むことができる。


右側にスナップボタンで閉じるタイプのバックポケットがある。ちょうどスマートフォンがすっぽり入る深さ。全面のポケットは裾まで届くほど深めなので使いにくい。もちろん財布や鍵が入るので使えないわけではないのだけれど、取り出しにくいし歩くときに邪魔になる。不満といえばそのくらい。


漁網をリサイクルしたナイロンが用いられていて、速乾性があり頑丈だと謳われている。たしかにすぐ乾く。ナイロン素材なのでくるくるとまとめられるのが意外と便利で、バックパックの隙間にするりと納まってくれる。

Chapter 3: けたけた笑う

174cm 62kg

貧相なふくらはぎと野暮ったい足元ですが、かなりけたけた笑っています! 夏を乗りこなしているやつにしかできない形の笑みをしている。

環境問題の解決に取り組み、エシカルサステナブルな立場を表明しているパタゴニア。僕が不勉強なので、実際の環境問題へのアプローチや、先日ニュースで指摘されていた日本支社の労働問題について、消費者として知るべき・学ぶべき点はまだまだある。今回のところは単純にクールなプロダクトだから買いました。少なくとも僕は「バギーズ・ショーツ」の購入がプラスチック問題について考えるきっかけになって良かった。

この夏買ったこの「バギーズ・ショーツ」をリペアしつつ穿き続けることや、1本のジーンズを狂ったように着用することは、新たに製品を消費しないという点でサステナブルなのかも。これはかなり簡単にできるアクションなので、もうひと段階大きなやつをできたらもっといい。そのうえでシケた面をしないでけたけたしていたら完全に夏を乗りこなしたことになる。

boldmove.hatenablog.com

BLACK COUNTRY, NEW ROADの演奏に感化されて、パタゴニア京都へ「バギーズ・ショーツ」を買いに行った日の日記。


boldmove.hatenablog.com

〈GRAMICCI〉 の「G-SHORTS」を穿いて膝を出していこう!と主張する1年前の短パンエントリー。